快適な家づくり 高断熱高気密って、どう?

家を建てる時、どんな家を建てたらいいか迷いますよね。
近頃、自治体も省エネの観点から高断熱高気密住宅を推奨していたりしますが、実際のところ住み心地はどうなのでしょうか。
3年前わが家は10件以上のハウスメーカーを回った結果、自由度の高い工務店で高断熱高気密住宅を建てることに決めました。
2019年2月に完成。
住み始めてから2年余りたち・・・

結論、四季を通して過ごしやすく、大満足しています。
リビングは常に快適温度に調整していますし、エアコンOFFの部屋の温度も15℃~23℃の範囲です。
そして、家中 湿度は快適基準の40%から60%にほぼ保つことができています。
冬は寒さ知らずですし、夏はサラサラで快適そのもの。

高断熱高気密住宅で快適といっても
換気や空調の方法は?
ランニングコストは?
といろいろ気になります。
換気空調システムあっての快適空間ですものね。

このブログでは、具体的な設備、メンテナンスなどを紹介します。
電気代のデータ・温度・湿度も公開していきます。
わが家の事実をお伝えするリポートとなりますが、家を建てるときの参考になる内容となっています。

家のスペック

  • 木造2階建 合金メッキ鋼板葺
  • 延床面積97.18㎡(小屋裏含まず)
  • 断熱材 
    • セルロースファイバー 屋根18.5cm 壁10.5cm 
    • ポリスチレンフォーム 床6.5cm 
  • サッシ ペアガラス・内樹脂外アルミ枠 (Low-E高遮熱型複層ガラス-LIXL サーモスⅡ-H/L) 
  • 内壁 調湿効果のある塗り壁 (天井と壁の一部はビニールクロス張り)

換気空調機器

換気・空調には いろんなシステムがあり、迷うところでもあります。
ハウスメーカーではイチオシの換気・空調システムの組み合わせがあったりします。
わが家は工務店でアドバイスをもらいながら、全館調湿・換気ユニット個別エアコンの組み合わせにしました。

24時間稼働は以下の3台になります。エアコンは春秋は消している時もあります。

  • 第1種換気方式 全館調湿・換気ユニット(ダイキンデシカホームエア)
  • 1階 10畳用壁掛けルームエアコン 吹き抜けダイニング
  • 2階 6畳用壁掛けルームエアコン ドアなしオフィス

ドアのある個室には 6畳用壁掛けルームエアコン設置
わたしは夏の就寝時のみ使用。

全館調湿・換気ユニットのメンテナンス

  • 全館調湿・換気ユニット本体のフィルター2種交換(虫取り・高性能フィルターの組み合わせの場合 半年に一回 費用約17,000円/回、他に掃除機や水洗いでOKなフィルターあり、)
  • 排気口のフィルター交換(気が付いたとき、費用数十円)
  • 給気の取込口の網洗浄(気が付いたとき)

どれかが目詰まりしたら、運転音が大きくなるので必須です。

電気代

  • オール電化
  • 関西電力の「はぴeプラン」
  • 4kWhの太陽光発電システムを採用(買取単価26.00円)
  • 生活者2~4名

この条件で2020年4月から2021年3月のデータになります。

  • 実際支払っている電気代       176,601円/年  月平均14,717円
  • 売電収入を差し引くと        104,763円/年       月平均  8,730円

太陽光発電していなかったらどれくらいになるかを 試算してみました。

自家使用電力量に、最も高い夏季デイタイム料金(34.95円/kWh)をかけると、 90,905円/年になります。

高めに見積もって、太陽光発電していなかったら、267,506円/年  月平均22,292円 です。

生活者3~4名のときのものになりますが、建て替え前の電気代2016年193,002円/年、2017年232,360円/年よりは高いと、わかりました。

電気代の詳細はこちらご覧ください。

住み心地

住み心地は『快適』です。

暑い・寒い・ムシムシするといったストレスを感じません。
ただ、季節を肌で感じることもほぼありませんので、山の景色を見て、目で季節を感じています。

高断熱高気密住宅は冷暖房効率はかなりよくなります。
気温があがって外は暑いと感じる状態でも、室内はエアコンなしで涼しかったりします。
小屋裏もさほど暑くはなりません。
以前はリビングで着替えたり髪を乾かしたり、夏冬の冷暖房をしていない場所がデッドスペースになりがちでした。
使っていない部屋まである程度の温度が保てるメリットは大きいと感じます。
今は したいことを したいときに すべき場所で 自然にできるのがいいですね。
廊下、洗面所、トイレが暑すぎてまたは寒すぎて家事がはかどらないこともなくなりました。

一方、快適湿度が保たれているのは 全館調湿・換気ユニットの効果です。
わが家が全館調湿・換気ユニットを取り入れたのは、京都という湿度の高い地域に住んでいて、夏の除湿に重点を置いたからです。
押入れのものにカビが生える心配もなくなりました。
ただ、シンク下だけは「パワーバイオ」というものを貼っています。
ほかの家族はしないといいますが、床下のコンクリートのニオイか、カビかわからないニオイがします。
冬の暖房による乾燥もほぼ緩和されます。
リビングのエアコン直撃の場所で湿度40%以下になったことがあるくらいですが、小さな加湿器のように水を入れたりする必要もないので、たすかります。

あと、なくなるかもしれないと期待していましたが、窓の結露は なくなりませんでした。
一枚ガラスのときよりは 減ったという程度です。
もっと性能の良い窓ならさらに減るかもしれませんね。

電気代も心配しましたが、太陽光発電システムを導入したこともあり、許容範囲におさまりました。
風通しの良い自然素材の家に対するあこがれもあったのですが、前の家での悩みが夏の湿気と冬の寒さでしたので解決できて本当に良かったです。

気になること―エビデンスなし―

  • PM2.5を通さないフィルターを使っていてもダクトの中が汚れてきそう
  • 住んでいる人間が暑さ寒さに弱くなりそう

無駄になったもの

  • 冬用布団
  • 除湿器(脱衣所兼洗面所用)

エアコンOFFの個室でも、ドアを閉めた状態で15℃を下回ることはありません。
冬用布団では真冬でも暑すぎ、合掛け布団を使っています。
また、浴室のドアを開けても、洗濯乾燥機を使用しても、脱衣所兼洗面所の湿度は58%程度にしか上がらず、除湿機を用意していましたが、必要ありませんでした。
家の空気全体が調湿されているのと、調湿機能のある塗り壁との相乗効果かと思われますが、うれしい誤算。
高断熱高気密住宅を建てる人は 従来の感覚で前もって準備しないことが大切です。

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